マリオットヴォンボイアメックスカードの家族カードについて、詳細を解説していきます。
マリオットヴォンボイアメックスの家族カードはメリットもありますが、もちろんデメリットもあり、本会員ほどの特典は付いてきません。
しかし、本会員が持つカードと家族カードの違いをしっかりと理解して、家族カードの使い方をマスターすれば、マリオットヴォンボイアメックスのポテンシャルを十分に引き出して行くことができます。
私は家族カードを発行して、妻に渡して利用してもらっています。
家族カードの特徴を理解して使いこなしていければ、マリオットヴォンボイアメックスを存分に活用していくことができます!
【この記事でわかること】
・マリオットボンヴォイアメックスの家族カードの特徴
・家族カードのメリット/デメリット
・家族カードの発行手順
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目次
マリオットヴォンボイアメックスの家族カードの特徴
本会員の持つカードと家族カードの違いを下記の表にまとめました。特に赤字で記載した箇所に注目してみてください。
券面 | ||
カード名称 | 本会員カード(プレミアカード) | 家族カード(プレミアカード) |
年会費 | 49,500円 | 1枚目無料 (2枚目以降24,750円) |
ステータス付与 | ゴールドエリート | ステータス付与なし |
新規入会特典 | 最大45,000ポイント | なし |
無料宿泊特典(更新時) | あり | なし (利用金額は集計対象) |
還元率(通常決済) | 100円で3pt | 100円で3pt |
還元率(ホテル決済) | 100円で6pt | 100円で6pt |
エリート宿泊実績 | 15泊分 | なし |
利用可能クレジット | 100ドル分(指定ホテルで連泊) | なし |
空港ラウンジ | 国内28箇所、海外1箇所 | 国内28箇所、海外1箇所 |
手荷物無料宅配 | スーツケース1個無料配送 | スーツケース1個無料配送 |
スマホプロテクション | ○(最大3万円) | ○(最大3万円) |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円 | 最高5,000万円 |
家族カードは本会員とは違い、年会費無料で発行することができるマリオットヴォンボイアメックスのカードになります。ポイント還元率も決済するたびに100円=3ポイントが貯まっていくため、使い勝手は本会員カードと全く同じです!
しかし、家族カードは本会員であるがゆえに得られる特典(無料宿泊特典やステータスの付与)がありません。
まずはこれらの違いを理解しておきましょう。
マリオットヴォンボイアメックスの家族カードのメリット
主なメリットは以下になります。
・年会費無料で保有できる
・家族カードで決済した利用額は本会員カードと合算される
・引き落とし口座を一つにまとめることができる
・旅行関連の保証/サービスが本会員並に受けられる
それぞれ解説していきます。
年会費無料で保有できる
旧SPGアメックスカードの際は、家族カードの保有にも別途年会費がかかっていました。しかし、マリオットヴォンボイアメックスになってから、家族カードは1枚目まで無料で発行することができるようになりました。
これは非常にお得だと思います。
家族カードが1枚までは気軽に作成できるようになったので、必要に応じてマリオットヴォンボイアメックスのカードを家族の誰かに付与しやすくなりました。
家族カードで決済した利用額は本会員カードと合算される
マリオットヴォンボイアメックスのカード更新時に付与される無料宿泊特典は年150万円以上の決済を行なった場合でないと付与されませんでした。つまりこの「150万円以上の決済」がマリオットヴォンボイアメックスカードの大きな分岐点であったわけです。
しかし、家族カードがあれば、本会員の決済分と家族カードの決済分は合算して利用額の計算が行われますので、「150万円以上の決済」が達成しやすくなりました。
私は妻に家族カードを渡しており、妻の通常決済の金額と私の決済の金額を足し合わせて年間150万円以上の決済になるようにしています。
家族カードがあれば、比較的余裕を持って年間150万円以上は達成できてしまいます。
また、家族カードで獲得したポイントも本会員のカードに合算されます。
ポイントを一つにまとめておくことができるので、マリオットヴォンボイアメックスでポイントを効率的に獲得していきたい場合は、家族カードを作成して家族全員の決済をマリオットヴォンボイアメックスに集中させると良いでしょう。
引き落とし口座を一つにまとめることができる
家族カードを作成するとカードの引き落とし口座は自動的に本会員と同じになります。
そのため、家族で口座管理をしたい、お金の流れをシンプルにしたい、といった場合は便利です。
夫婦で家計簿を管理する際に、それぞれが別々のクレジットカードを保有していて複数の口座を扱っていると、管理が煩雑になり理想の家計簿管理ができない場合があります。
口座をまとめることで管理がしやすくなり、アメックスのアプリを見れていつでも利用明細を確認することができるようになります。
旅行関連の保証/サービスが本会員並に受けられる
家族カードの場合でも国内28箇所、海外1箇所の空港ラウンジを無料で利用することができます。
また、手荷物無料宅配サービスや海外旅行での電話サポートなども受けることができます。
ただし、海外旅行保険の補償額は本会員が最高1億円に対し、家族カードは最高5,000万になります。
マリオットヴォンボイアメックスの家族カードのデメリット
主なデメリットは以下になります。
・ゴールドエリートが付与されない
・新規入会特典/無料宿泊特典がもらえない
・100米ドルのプロパティクレジットがもらえない
・宿泊実績が付与されない
それぞれ解説をしていきます。
ゴールドエリートが付与されない
マリオットヴォンボイアメックスを発行すると自動的にマリオットのゴールドエリートのステータスを付与されます。
マリオットのゴールドエリートになれば、マリオット系列のホテル宿泊時に以下の特典を得ることができます。
例えば、スタンダードの部屋で予約した場合でも1ランク上の部屋に無料でアップグレードをしてくれたり、帰宅日に14時までホテルの滞在時間を延ばす(大体12時まで)ことができます。
しかし、家族カードにはこのゴールドエリートの特典は付与されていません。
そのため、ゴールドエリートの特典を有する本会員の人と一緒に宿泊しない限り、上記の特典を受けることができません。
確かに家族カードにはゴールドエリートの特典は付与されませんが、家族の人であれば基本的には本会員の方と宿泊することが大半かと思います。もし個人で宿泊するといった際はマリオット系列以外のホテルも視野に入れて宿泊するのもいいと思います。
新規入会特典/無料宿泊特典がもらえない
本会員の場合は、新規入会特典で最大45,000ポイント、2年目以降のカード更新のタイミングで無料宿泊特典を得ることができていました。しかし、家族カード保有者には上記特典を得ることができません。
あくまでも家族カードは本会員のサブカードのような位置付けのため、もし無料宿泊特典を獲得したい、ということであれば2枚目の本会員用のカードを発行することをお勧めします。
本会員になるためには、年会費49,500円を支払う必要があります。確かに特典は魅力的ですが、2名とも本会員となると計99,000円の年会費は少々ネックになります。
100米ドルのプロパティクレジットがもらえない
本会員には、ザ・リッツカールトンまたはセントレジスに2連泊以上の予約を行い、100米ドルの「プロパティクレジット」特典プランを予約することで、ホテル内で利用可能な100米ドルの「プロパティクレジット」が付与されます。
家族カードにはこちらはありません。
ザ・リッツカールトンやセントレジスの場合に適用されるため、これらのホテルに頻度高く宿泊されない場合は、デメリットにはなりません。
宿泊実績15泊分が付与されない
本会員であれば、カードを持っているだけで年間15泊分の宿泊実績が付きます。マリオットの会員ステータスは宿泊実績に応じて会員ステータスが変わっていき、プラチナエリートになると朝食無料がついたり、16時までのレイトチェックアウトが可能になります。
家族カードには宿泊実績の15泊分が付与されません。
マリオット会員のステータスをあげたい、年間かなりの日数マリオット系列のホテルに宿泊する、といった方でない限り、この宿泊実績は気にしなくても大丈夫です。
マリオットヴォンボイアメックスの家族カードを発行するべきか?
以下に当てはまる場合は、家族カードの発行を強くおすすめします!
・ポイントや利用金額を合算して、カードの利用効率を上げたい方
・家族での家計簿/口座管理を簡易的にしたい方
家族カードは本会員のカードとポイント還元率は同じです。
家族が利用した決済のポイントが全て本会員のマリオットヴォンボイポイントに還元され、ポイントを効率的に貯めることができます。
また、家族で会計簿の管理をしている場合は、家族カードの方が管理が行いやすいです。
逆に、年会費はかかってもいいから無料宿泊特典がそれぞれでほしい、といった場合は本会員カードをそれぞれで発行するのも良いです。
家族カードの発行方法
家族カードを発行するタイミングはまずアメリカンエキスプレスカードのアプリないしはWEBサイトにログインを行なってください。
以下に手順を記載します。
STEP.1
「家族カード/追加カードのお申し込み」をクリックする。
STEP.2
「家族カードを申し込む」をクリックする。
STEP.3
アメリカンエキスプレスカードの一覧が出てくるので、家族カードを発行したいカードを選択して「詳しくはこちら」をクリックする。
STEP.4
発行したいカードの家族カードに関するページが表示されるので、「お申し込みはこちら」をクリックする。
STEP.5
注意事項が出てくるので、確認をして問題なければ閉じる。
STEP.6
名前、フリガナ、生年月日などを記載する。
STEP.7
同意をして申し込むをクリックする。
以上で完了になります。
その後、審査結果が送られてきますので、しばらく待ちましょう。
家族カードが届いたらやること
家族カードが届いたら以下の3点を対応しましょう。
・カードの裏面に名前を書く
・暗証番号を設定する
・アメックスのアプリをダウンロードする
カードの裏面に名前を書く
家族カードの券面の裏に、自分の名前を記載しましょう。
クレジットカードの裏面に名前を書いておくこと不正利用を防ぐことができます。
暗証番号を設定する
家族カードを利用して決済をする際に、必要な暗証番号になります。
決済用と電話用の暗証番号をそれぞれ設定する必要がありますので忘れずに対応しましょう。
設定は以下から行うことができます。
アメックスのアプリをダウンロードする
家族カードの利用明細チェックなどに使用できます。
家族カード保有者はあらかじめダウンロードしておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
夫婦でマリオットヴォンボイアメックスを使いこなしたい場合、家族カードがあれば効率的にポイントを貯めたり、年間150万円決済の条件達成を行うことができます!
また、新規でマリオットヴォンボイアメックスカードを申し込む際にも、申し込みの最終画面で同時に家族カードの申し込みもできてしまうので、そのタイミングで申し込みしてしまうのもありです!
今ならマリオットヴォンボイアメックスに新規入会すると最大45,000ポイント獲得することができます!この機会にぜひご検討ください。
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※迷惑メールフォルダに入ってしまうこともあります。